「ASIA IMPACT NEXUS-TOKYO」は、「10X10X10」イノベーションビジョン達成実現に貢献可能な、東京発インパクトユニコーン育成プログラムです。東京、ソウル、台北の3都市の事業者と大学が連携し、アジアの社会課題解決に挑むU30世代の起業家を初期フェーズから発掘し、超実践型インキュベーションプログラムを通じて、育成・成長サポートを実施します。東京を拠点に、体系的な教育プログラム及び専門的コーチングを実施し、社会課題解決に挑む起業家・インパクトスタートアップを育成することで、高齢化、環境問題、地域の過疎化などアジアの共通する社会課題をビジネスチャンスに転換し、社会的価値創出と事業成果を同時に達成する「東京発」のインパクトユニコーン創出を目指します。
また、起業家・スタートアップの育成と同時に、起業指導専門コーチ（VBE Venture Building Expert：VBE）と称する質の高いスタートアップ育成専門人材を持続的に育成することにより、「育成」と「協働」の文化と仕組みを東アジア3都市に深く根付かせ、持続可能なインパクトスタートアップの育成エコシステムを構築します。

主要な取り組み
1）インパクトスタートアップ起業基盤構築（教育コンテンツの開発から起業家育成人材の育成）：PRコンテンツ30件、VOD 10本制作、大学とのMOU（協働協定）9件、参加者300名、起業基礎教育参加者（VOD視聴者）600名を確保する。LMSベースでカリキュラムを設計し、（前・現役）起業家・専門ファシリテーター・コーチ等への教育を通じて、起業指導専門コーチ（VBE Venture Building Expert ‘VBE’)を30名以上育成する。
2）段階別の密着インキュベーション：Phase 1では育成プログラム参加者150名、800回の個別メンタリング・コーチングで起業家の能力を強化し、Phase 2ではビジネスモデルの高度化と東京現地専門家とのワークショップを実施する。最終的なPhase 3では、オフラインの3日間集中プログラムでビジネスモデルを高度化し、インパクトユニコーンの可能性を持つビジネスモデルを発掘する。