本取り組みでは、創業前後のスタートアップがシード段階からグローバルな視点を持ち、米国を中心とする海外の資金・人材・市場へアクセスができる体制を整えることで、世界で戦えるチームの組成と事業成長の基盤を構築することを目指しています。大きな特徴として、世界1位のユニコーン輩出アクセラレーターであるY Combinator型の育成手法を活用し、厳選した起業家に対して講義・個別メンタリングを組み合わせた集中支援を行い、グローバル水準のスタートアップ育成を図ります。プロダクトが未完成であっても創業意志のある個人や法人化前のチームも対象とし、米国スタートアップの課題解決事例やプロダクト市場適合（PMF）に関するナレッジを共有することで、グローバル展開に向けた事業の磨き上げを支援します。さらに、NYおよびBostonでの現地研修や投資家向けのピッチイベントを実施し、起業家が米国VCや現地起業家との接点を持ち、国際的なネットワークを構築できる機会を提供します。また、街づくりの課題解決を起点とした起業家・自治体・事業会社間など領域やセクターを越えた連携も重視し、社会課題の解決とビジネスの両立を志向するスタートアップの育成にも力を入れています。プログラム修了後も、シリーズA以降の資金調達や事業提携を見据えた継続支援を行い、東京発ユニコーンの創出に向けた伴走体制を整えています。