株式会社日本総合研究所

株式会社日本総合研究所
  • 創業・アントレ
  • アクセラ
  • 創業前
  • シード
  • 大学発
  • ディープテック
事業者ウェブサイト

事業者概要

株式会社日本総合研究所は、「新たな顧客価値の共創」を基本理念とし、シンクタンク・コンサルティング・ITソリューションの3つの機能を有する総合情報サービス企業です。スタートアップ領域においては、内閣府、経済産業省、文部科学省等と共に、ディープテックスタートアップの支援、大学改革、各地のスタートアップエコシステム拠点都市の支援等を通じ、スタートアップ政策制度設計を実施して参りました。加えて、日本の成長戦略の基盤となる、先進性の高い技術やビジネスアイデアの事業化を支援する、異業種連携の事業コンソーシアム「Incubation & Innovation Initiative」を2016年2月1日に発足し、スタートアップ支援に取り組んでおります。

取り組み内容

・取組の概要
東京都内の大学、研究機関、企業等の技術シーズを活用し、起業にチャレンジする創業前のチーム(東京都で起業を予定しているチームは、東京都外でも対象とする)およびシード・アーリ期のディープテックスタートアップ(DTSU)を対象とし、GAPファンド付きのアクセラレーションプログラムTOKYO Technology Commercialization Program(TokyoTCP)を提供する。
TokyoTCPを通じ、①ディープテック分野の起業家を育成・資金調達の支援を行うと共に、②大学生等の若手起業家、研究者・博士人材等がDTSUに興味を持つ機運醸成(裾野拡大)を行いつつ、③ディープテック分野の支援者育成にも力を入れる。もって世界と伍する東京ディープテック・スタートアップエコシステム拠点形成の一助を担う。

 

・取組のビジョン及び目指す最終到達点
最終的に目指すビジョンとしては、東京が世界に伍するディープテック・スタートアップエコシステムの中核となり、世界中の大学や研究機関等から常に新たな研究者や技術シーズが集積し、東京都の当該エコシステムに投入され事業化し、ソーシャルインパクトの高い事業をグローバルに展開する拠点となることが望まれる。その第一歩として、東京都に在籍するDTSUに係る全てのステークホルダーの底上げを図る取り組みを進める。

 

・本取組で活用する強み・アセット
当社では、2016年度から2020年度まで、三井住友銀行と共に日本最大級のインキュベーション・アクセラレーションプログラム「未来」を組成、運営した経験や2014年度~2022年度までの9年間NEDOの研究開発型スタートアップ支援のプログラムNEDO TCPを企画・運営してきた実績により、DTSU分野のメンターネットワークやプログラム運営ノウハウが十分に蓄積されている。また、J-Startup推薦委員やNEDOのDTSUプログラム、AMED創薬ベンチャーエコシステム強化事業の審査員、大学改革に係る審査委員等を務める日本総研の東博暢プリンシパルがTokyoTCPの事業統括を行い、直接メンタリング等にも参加する。

 

・支援先スタートアップ等の募集方法とその基準
DTSUの選定方法について、起業前であれば今後支援することによって成長が見込まれ、例えばNEDOのNEP開拓コースや躍進コース、JST STARTにつながりそうな候補生を選抜する。また既に創業しているシード、アーリー期のDTSUについては、次のステージに進むための支援(資金調達など)が必要で、例えばNEDOのDTSU事業等につながるポテンシャルのあるスタートアップを選抜する。

 

・本事業向けた意気込み
多くのディープテックの事業化に携われることを嬉しく思います。東京都内の大学、研究機関等も気軽にお問い合わせください。研究者、教員、学生向けの説明会や勉強会も随時実施致します。とにかくチャレンジを!東京都のディープテック・スタートアップエコシステムを共に盛り上げていきましょう!!

取り組み状況

KPI達成状況

横スクロールでグラフ全体を閲覧可能です。

アウトカム / 2024年9月末時点

アウトプット / 2024年9月末時点

実施内容

2024年7月~9月分活動説明報告書

取組主体:株式会社日本総合研究所
実施プログラム:Tokyo Technology Commercialization Program (TokyoTCP)
活動実績:
【アウトカム】
❸創業数:2社
【アウトプット】
②勉強会の実施:1回
③支援対象チーム選定:18社
④集合研修/講座開催:3回
⑤個別メンタリング:33回
⑥ピッチコンテスト:1回

説明・報告:
 本プログラムでは、6月まで大学へ条件に見合う応募者の募集を兼ねた説明会を主に実施しており、アウトプットを出すことが出来なかったが、7月に書類審査を実施し総勢約30のディープテック起業家から18チームをTokyoTCP採択者として選出した。
 各18チームにそれぞれメンターをつけ、毎月1回以上メンタリングを実施していただくこととし、9月30日の中間発表会・GAPファンド審査会までに事業推進、ピッチ資料作成に取り組んでいただいた。個別メンタリング数は33回となり、年内には目標の60回を到達できるのではないかと考えている。書類審査通過したチームの中からビジネスモデルの精度が高くヒアリングも十分に行えておりまだ起業していなかったチームの中から2社(株式会社D-attend、株式会社grubio)がスタートアップを創業した。
 9月30日に実施した中間発表会・GAPファンド審査会(ピッチコンテスト)では、18チーム全員に6分間のピッチをしていただいた。中間発表会を実施するあたり、事業ピッチの資料作成構成、自らが取り組んでいる研究をいかにわかりやすく伝えるかといった研修を2回ほど実施、また知財に関する研修をINPITの方を招いて実施した。18チームの中から10社(8チームに対して約200万円、2チームに対して約100万円)に対してGAPファンドを提供することとなり、現在支払い手続きを進めており、11月末から事業者に対してGAPファンドが支払われる予定である。GAPファンドの使用使途については各事業者バラバラであるが、知財出願に資金を使いたいという事業者が4社ほどいるため、アウトカム❶の知財出願はこれから増えていく想定である。また、中間発表会・GAPファンド審査会ではスタートアッププログラムを運営する政府外郭団体の方々やVCの方々も招待し、イベント終了後に出資検討打診やプログラム応募願いなども事業者に対して行われ❷の政府グラント等の外部資金確保についても徐々に増えていく想定である。
 中間発表会が終了したため、これからは大学への勉強会に力を入れて取り組んでいく。目標アウトプット40回のうちまだ2回ほどしか実施できていないため、急いで取り組んでいく必要があると考えている。大学への勉強会を進めながら、各事業者に対してはメンターからの個別メンタリングを提供し、来年の3月7日には最終報告会(ピッチコンテスト)を実施する。

SU支援情報

・現在公開中の募集情報はありません

SU支援情報(終了分)