株式会社ソーシャル・エックス

株式会社ソーシャル・エックス
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事業者概要

株式会社ソーシャル・エックスは「官民共創に最高の体験を。」を掲げ、官民共創新規事業開発プラットフォーム「逆プロポ」シリーズの企画運営、および、社会課題解決を軸とした事業開発を支援しています。
当社の「逆プロポ」(https://gyaku-propo.com)は、従来の公募プロポーザルの仕組みのベクトルを逆にすることで、企業と自治体の共創の目線合わせをしながら、良質な「出会い方」を可能にしています。これにより共創の目線合わせを経たPoCを実施してきました。その結果、逆プロポを体験したスタートアップは大きな社会的信用を手にし、投資環境の改善、サービスの横展開のチャンスを手にしています。具体例として、これまでにご支援した医療系スタートアップでは「自治体とのPoCを実施することで信用度や注目度が上り、VCからの問い合わせは6倍、メディアからの問い合わせは3倍、採用にもいい効果」とその効果を実感していただいています。

取り組み内容

●取組の概要
スタートアップの財務リターンと戦略リターン(社会的インパクト)を両立する官民共創型アクセラレーションプログラムを提供していきます。具体的には、研修、ピッチイベント、メンタリング、ワークショップ、自治体アレンジ、自治体プロジェクト伴走、インパクト評価を実施します。エントリー前に研修を実施した上で、ピッチイベントの予備選を通過したスタートアップには、共創人材によるメンタリング、ワークショップで事業ブラッシュアップの支援をし、自治体とのディスカッションの場をアレンジし、優勝・準優勝のスタートアップには官民共創マッチングサービス及び自治体とのPoCと伴走支援を提供します。また、優勝、準優勝および審査員特別賞の3つのスタートアップに対して、事業の社会的インパクトの算定を支援します。社会的インパクトを可視化することで、財務リターン以外に戦略リターンも求める投資家に対して説明しやすくなります。

 

●本取組で活用する強み・アセット
当社は2020年11月に「逆プロポ」(https://gyaku-propo.com)という斬新なサービスを世に送り出しました。従来の公募プロポーザルの仕組みのベクトルを逆にし、「社会課題」の解決を事業にしたい企業、「公平性」を担保しつつ企業と出会いたい自治体が抱えていた「不」を解決するサービスです。これまでに14のプロジェクトが動き、20以上の自治体が関わり、上述したように好事例を生み出しています。
逆プロポの仕組みを軸に、戦略リターンにも意識を向けられるスタートアップを増やします。

 

<自社の強み・アセット>
1官民共創によるオープンイノベーションの仕組み(逆プロポ)
2自治体との豊富なリレーション(逆プロポ・コンシェルジュ)
3社会課題データベース(逆プロポ・Voice)
4戦略リターン(社会的インパクト)に対する知見と経験/実績
5経済産業省/中小企業庁の事業受託における、共創人材を派遣することによる社会課題解決型ビジネスの支援実績
6自社メディアによる情報発信

 

●支援先スタートアップ等の募集方法とその基準
セミナーについては特定のスタートアップに絞らずに実施することを想定しています。アクセラレーションプログラムについては、予選・本選の2回にわたるピッチイベントを行い、それぞれの通過者にはより高度な支援を提供していくスキームを設計しています。
審査の体制については、予選・本選とも外部有識者と事務局(当社)による審査委員会を設置します。審査基準としては、一定の事業性は大前提とした上で戦略リターンに関する要素を意識してスタートアップの選定を実施します。

 

●本事業向けた意気込み
政府は今、骨太の方針で「社会課題の解決に向けた取組それ自体を経済の成長エンジンにする」と宣言しています。また、昨今、各種メディアでも海外のVCの投資環境は、従来の財務リターンだけでなく、事業を通じた社会的インパクトを見て、投資判断をしているとも報道されています。そうした中においても既存のアクセラレーションプログラムは、財務リターンの最大化にフォーカスした支援が多く、戦略リターン(社会的インパクト)に関する支援が手厚いとは言えない状況です。
当社はこれまで官民共創(官民オープンイノベーション)を軸に、企業と行政による新規事業開発を支援してきた実績があります。これまでのグッドデザイン賞(2020年)や内閣府の地方創生SDGsプラットフォームの優良事例(2023年)、など、各方面で評価を頂いてきました。これらの評価のベースとなっているのが、私たちの逆プロポおよびコンシェルジュというサービスです。前者は企業と行政のオープンイノベーションを支援するものであり、後者は自治体との共創型の対話を提供するものです。
今回、ソーシャル・エックスは、当社が持つサービスおよび強み・アセットを踏まえて従来のアクセラレーションプログラムでは弱かった、官民共創を軸にした戦略リターンまで支援できる新しいアクセラレーションプログラムを提供したいと考えています。

取り組み状況

KPI達成状況

横スクロールでグラフ全体を閲覧可能です。

アウトカム / 2024年3月末時点

アウトプット / 2024年3月末時点

実施内容

2023年10月〜12月の活動に関する説明・報告

今回、ソーシャル・エックスが提供するのは、アクセラプログラムです。特徴は、財務リターンだけではなく、戦略リターン(ソーシャルインパクト)も追求するスタートアップを育成・支援するスキームになっている点です。そのため自治体と連携した実証実験を提供します。単なる「やっただけ」の実証実験ではなく、「次につながる、アウトカムの出る」実証実験にするための仕様を、プログラムを通じて一緒に練り上げます。
アクセラプログラムは、ソーシャル・エックスが企業やスタートアップ向けに新規事業開発のスキームとして提供している「逆プロポ」というサービスをベースに組み立てています。逆プロポは2020年に誕生したサービスで、企業の事業開発に行政が協力するというユニークな仕組みを有しており、これまでにグッドデザイン賞や日本のサービスイノベーション2022など各方面で評価を頂いています。
アクセラプログラムはセミナー、1次審査&選考、ワークショップ&メンタリング、最終審査&選考、自治体との実証実験とインパクト評価で構成されており、協定期間内にプログラムを2回、実施する予定です。現在は1期目が始まったところで、12月12日にセミナーを実施し、同日よりプログラムへの参加募集を開始し、1月4日に締め切ったところです。セミナーでは、新規事業家の守屋実氏から「新規事業における社会的インパクト」、医療系スタートアップ、ドクターメイト代表取締役社長の青柳直樹氏から「ソーシャルインパクトが経営環境に与えた変化」、弊社代表取締役の伊藤から「世界の官民共創と日本のこれから」を講演し、その後、3者によるトークセッションを行いました。セミナーはアーカイブ動画の視聴も含めて100を超えるスタートアップが参加し、その7割がセミナー後のアンケートで「戦略リターンが事業成長の武器になることを知った」と回答しています。
また、1月4日に締切を迎えた1期目のエントリーでは、70近い応募がありました。今後、1次審査を経て、2月上旬に審査通過スタートアップを15社ほど発表する予定です。今後、1期通過スタートアップのワークショップや最終審査の様子、自治体との実証実験などについては随時、情報発信していきますので、ぜひ、ウォッチしてもらえればと思います。第2期は、4月23日にセミナーを実施した後に、エントリー受付を開始します。1期のエントリーに間に合わなかったスタートアップのみなさんも、ぜひ、2期にはふるって応募してください。お待ちしています。

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