掲載2023/10/23
株式会社The Elements
弊社のプログラム「Inclusive Hub」では、高齢者や障害者が抱える社会課題解決に挑戦する創業希望者をコミュニティに招待し、当事者から特定の障害について、専門家から事業や技術について学べる機会を提供します。
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株式会社The Elementsは、インターネット上に情報が溢れ、膨大な情報をAIが瞬時に整理してくれる時代だからこそ、インターネット上にうまく現れない、誰かの「経験」や「らしさ」に着目します。それらを掘り起こし、新しい価値を見出し、それらをつなぐことで社会をより良いものしたい。具体的には、個々人の「経験」や「らしさ」を発信するメディア事業、それを通じて個々人をつなげ新しい価値を生むコミュニティ事業の2つに取り組んでいます。
日本を「100人の村」に例えると、高齢者が26人、障害者が7人を占めます。株式会社The Elementsは東京都との協定の下、日本が世界に先んじて直面する「高齢障害社会」の課題解決に取り組み、そのソリューションを世界に広げるスタートアップを生み出すことに取り組みます。
そのために、メディア&コミュニティ事業「Inclusive Hub」を展開します。
① 高齢者や障害者が日々どんな生活を送り課題に直面しているのか、その「経験」を伝えるメディアを運営します(https://the-elements.jp/inclusive-hub)。
② その課題の解決に自身の「経験」を活かせる解決者を集め新しいソリューションや事業を生み出すコミュニティを運営します(招待制)。
ご自身の「経験」を教えて頂ける当事者の方や、日本から世界に示す「高齢障害社会」の課題解決に挑戦したい方や力を貸して頂ける方は、inclusivehub@the-elements.jp までご連絡ください。
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私たちThe Elementsは、障害や高齢など心身の不自由があることで直面する課題を解決するスタートアップや創業希望者を支援する取り組み『Inclusive Hub』を通じて、視覚障害のある学生による障害者向けオンライン教育プラットフォームや、寝たきりで発話ができない神経難病当事者による生成AIを活用した高度翻訳サービスなどの起業を支援しました。
個別の伴走支援に加えて取り組んだのは、以下の3つです。
①障害への想像を広げる『メディア』
実施期間を通じて、「こえ(発声)」「こころ(精神・知的・発達)」「め(視覚)」「みみ(聴覚)」「て(上肢)」「あし(下肢)」「しんけい(ALS/SMA)」「けつえき(脳卒中)」「のう(失語症、視空間認知)」「しんぞう(心臓疾患)」「横断(難病他)」のカテゴリーで、障害の当事者やご家族・研究開発者・起業家の紹介ストーリーを、平日毎日合計360本配信しました。
②起業家とユーザーが実際に知り合う『ミートアップ』
実施期間を通じて、障害別のテーマで5回、就労・教育という障害横断的なテーマで2回、製品開発・起業事例という起業関連テーマで2回、そして補助金勉強会を1回、合計で10回開催しました。
ミートアップ「当事者による起業」
③事業アイデアを共に考える『コミュニティ』
起業家や創業希望者とユーザーがオンラインで継続的に交流し合える場を設けることで、実施期間を通じて840名もの方にご参加いただきました。
2025年3月末をもってTOKYO SUTEAMとしての実施期間は終えましたが、引き続き障害や高齢など心身の不自由があることで直面する課題を解決する支援機器・サービス・活動が多くの必要な方に届くように、新たに情報プラットフォーム「Inclusive Hub」を立ち上げました。
現在はまだプロトタイプですが、TOKYO SUTEAMで出会った多くの方々とアップデートを重ねていく予定です。もしご協力いただける方がおられましたら、是非ご連絡ください!
連絡先:inclusivehub@the-elements.jp
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