■本件は、インパクトスタートアップと大企業によるオープンイノベーションを寄付で加速していく新たなアプローチ。
自治体とスタートアップによる「実証実験」プロジェクトを、大企業が関心を持つ社会課題テーマを起点に組成し、実証実験費用を寄付型クラウドファンディングによって調達することで、社会課題解決と事業継続性の両立を目指す。

【課題認識】
■社会課題解決の主たる担い手であるスタートアップ（以下SU）の支援策は一定程度存在するが、中でも大企業とSUのオープンイノベーション（以下OI）は、あまり実現していない。その課題は①”お金”の問題（PoC実施費用確保）②”場”の問題（PoC実施の場がない）の2つ
■これらを解決する手段として、ソーシャル・エックスの「自治体とスタートアップをマッチングする逆プロポ」をMUFGのネットワークと一体化することで、大企業視点の社会課題テーマの追加、マッチング数の増加をすると同時に、支援希望者（法人、加えて個人）からクラウドファンディングで資金調達を行うことで、お金と場の問題を同時に解決できるという仮説を立て、その仮説を東京発で検証するために本事業を活用し、以下2点を確認する
①SUを支援するPJに対する寄付ニーズを顕在化することで“お金”の問題が解決すること
②ソーシャル・エックスの逆プロポとMUFGのネットワークを一体化することで”場”の問題が解決すること